- オンライン英会話通ってるけど、相手に自分の言ってることがなかなか通じない
- カタコト英語からなかなか抜け出せない・・・
こんな疑問を解決します。
英語初心者が少し話せるようになるとぶつかる壁って発音ですよね。
日本人にしみついた日本語が邪魔しているせいで英語の発音はとても難しいです。それを脱却するにはどうすればいいかを解説します。
本記事は40代になってから発音の練習に苦労した過去の自分にむけて書いています。
本記事の内容
では行きましょう。
発音が上達しない、難しい理由と対策
英語の勉強のために、
- 文法勉強したり、
- リスニング勉強したり
- リーディング勉強したり
と色々やりますよね。
でも、「英語の発音だけがどうしても上達しない」と悩む人は多いはずです。英語の発音が難しいことの代表例としてよく聞くのが、LとRの区別が難しいという声をよく聞きます。
ですが、実際もっともっと発音を勉強していくと、他にもまだだま沢山難しい発音ってあるんです。
なんでこんなに英語の発音って難しいんでしょう?
上達する上でもまずは難しさの理由から紐解きましょう。
発音が上達しない、難しい理由
難しい理由は明確です。
最大の理由は母音の数です。
日本語の母音は「あ」「い」「う」「え」「お」の5つです。では、英語はというと、20個以上あるんです。
しかも”以上”と書いたのには理由があって、なぜかというとネイティブ英語(アメリカ英語)、イギリス英語、で母音数が異なるんです。英語ってすごい言語ですよね。
つまりは、言語の発音の仕方が国によって違う言語だとまず知りましょう。
母音の数が日本人の発音上達の最大の障壁なんです。母音というのは口と舌の形で形成するんですが、日本語の「あいうえお」のどれとも違うんです。
そのため、日本語のあと英語のAが同じだと思って、日本語のあのようにAを発音している限りは日本語英語から抜け出せません。
発音の上達に最適な対策
何故、英語を母国語(第1言語)としている人は、なぜ子供のころから英語が喋れるんでしょう?
理由は簡単です。英語の母音しか知らないからです。日本人が英語を発音するのが難しいのは、5つの母音がしみついてしまっているからです。
それを解決するには、英語の母音に慣れるしかありません。これが対策です。
そんなこと分かっとるわ!と思うかもしれませんが、
実際問題、発音の上達が出来ていない人の大半は、
- 英会話レッスンで講師の話し方を真似て練習している
- 映画を見ながらシャドーイングしている
こんな人が多いです。これは発音の上達に最適とは言えません。最適な対策は、最適な方法で英語の発音になれることです。
その具体的な方法が「フォニックス」というものです。
発音の上達にフォニックスが有効な理由
フォニックスとは、英語の音と文字のルール(関係性・規則性)を教える学習法です。
幼児や小学生に英語を教えるときに最初に育てるのは”聞くこと”です。子どもは聞いて英語の音を獲得していきます。特に耳の良い幼児期ですから、先に「音」をしっかり学ぶようにします。
具体的なやり方はYouTubeにも上がっているのでそちらで検索してみてください。映像で見たほうが分かりやすいです。フォニックスによって、日本人が苦手とする英語の音へ慣れるようになり、スピーキング、リスニング、リーディングと英語全般にも効果が期待できる練習法です。
フォニックスはネイティブも子供の頃から練習する方法です。
子供がおられる方には、子供向けに「リップルキッズパーク」というオンライン英会話サービスがフォニックスのレッスンにも対応しておりそれを申し込んで練習することをお勧めします。「ご家族共有アカウント制度」が導入されているので、一緒に英会話勉強できます。
◎低価格料金設定:月々2,838円~家族でレッスンを分け合うことも可能。
◎充実のレッスン内容:レッスンごとに講師へ「ここを重点的に」など、要望を伝えることができる。
◎多彩なレッスンプラン:週1回~5回まで選べるレッスンプラン。1回のレッスンは25分!無理なく続けられ、英語学習の習慣化ができる。
前置きはそれぐらいにして、フォニックスが有効な理由をみていきましょう
子供だけでなく、大人のやり直し発音にも効果的
この記事を見ているのが中学生以上であれば、少し時間はかかりますが、フォニックスを活用すれば発音の向上に絶大な効果が期待できます。日本語の発音に慣れてしまっている人も、ゼロから英語発音の口と舌の形を基礎から学ぶことが出来ます。
流石に1週間~1ヶ月で完璧になるとは言えませんが、3ヶ月~半年基礎練習と実戦練習をすれば、かなり上達できます。
日本人英語を抜け出そう
日本の学校英語教育でフォニックスという言葉を聞いた人は居ないと思います。ですが、フォニックスでは、アルファベット一つ一つが持つ複数の音を学習できます。
例えば「A(=エイ)」)だけではなく、「A(=ア)」「A(オゥ)」というように、アルファベット一つに対する音をそれぞれ知ることによって、日本人の苦手な発音を基礎から学習できます。
※文章説明上、発音をカタカナ表記していますが、実際の口の形は”ア”や”オゥ”ではないので、ご注意ください
最終的には、日本人独特の日本人英語から抜け出すことができます。
英単語の綴りを間違えなくなる。
例えば、
- 「星」ってStar?Ster
- 「管理者」ってadministrator?administrater?
たまにあやふやな時ありませんか?
フォニックスで発音を覚えることで、英語の綴りに迷うことがなくなります。何故なら、発音で通りの綴りは1通りしかないからです。アルファベットの発音を知ることで、単語を聞いたときに、それの綴りはおのずと決まます。
知らない単語でも読める。
初めて出会う単語でも、アルファベット一つ一つの音に分解して単語をとらえることができるようになるので、初見の単語でも読めるようになります。
発音上達はリスニングにも効果的
発音が上達できるということは、ネイティブの発音を理解できるようになるということです。ということは、おのずと正確な発音で発せられた会話を聞き取れるようになるため、リスニング力アップの効果も期待できます。
オーバーラッピングやシャドーイングなどを実施する時にこのフォニックスを意識して聞き、喋ることで
◎リスニング
◎スピーキング
◎発音
が総合的にレベルアップできます。
フォニックスにおすすめの教材
ここからは、フォニックスのおすすめ教材を紹介します。フォニックスは前述の通り発音を基礎の基礎からきっちり学習できます。これまで我流でやってきた人ほど、フォニックスで再学習をお勧めします。
フォニックスできれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本
本書はフォニックスの基本はもちろん、よく使う60フレーズを使って「フォニックス」で学習します。
60フレーズで網羅的に練習することで、発音のルールをしっかり理解し、
着実に発音が上達できる流れにした参考書です。
あいうえおフォニックス 英語の母音をひらがな5つで完全攻略!
日本人なじみのあるあいうえおから、フォニックスにつなげることで、日本人が苦手な発音を分かりやすく考案した「あいうえおフォニックス」。
発音動画が見られるQRコードが98個も掲載されており、とても参考になる参考書。
書いて覚える楽しいフォニックス
フォニックスは書くことでも学習でき、発音を頭にイメージとして思い描きやすくなるようにした参考書です。
書くことで体に定着しやすくなるのでおすすめです。
正しい発音が身につく!書いて覚えるはじめてのフォニックス
こちらも書くことでフォニックスを学習できる本です。
自分で紙に書いてみることで、正確に発音を理解することができます。
我流ではなく、正しく発音を身に着けたいひとにおすすめです。
フォニックスで発音練習する際の注意点
最後に、フォニックスで練習するときの注意点について説明します。
裏技は無い
英語の発音を上達するのに裏技はありません。何故なら、日本人に間違ってしみついてしまったカタカナ英語を消し去って、新たな母音を身に着けるのはそうたやすいことではないです。
そのため、毎日必ず続けることが大事です。
ある程度続けていくとどこかで「お、結構分かってきた」と思えるタイミングが来ます。それまで愚直に続けて練習することが大事です。超簡単に習得できる裏技はないので、毎日コツコツと練習しましょう。
##まとめ
いかがでしょうか?
発音の上達が難しい理由はわかりましたか?
母音です。
その母音を学ぶのに最適な手法はフォニックスです。
ぜひフォニックスを軸に発音練習してみてください。
(あわせて読みたい)発音をゼロから学ぶならまずは発音記号の種類から(記事メンテ中)