- HiNative Trekって使える教材なのかな?
- HiNative Trekを使ったことがある人の感想が聞きたい!
こんな疑問を解決します。
こんにちは。
日本人に足りない英語学習の”アウトプット”に焦点を当てた今人気の英語学習サービスHiNative Trek(ハイネイティブ トレック)。
本記事では、HiNative Trekの利用者である私がHiNative Trekの魅力を余すことなく紹介します。もちろん魅力だけでなく気になる点も併せて。
本記事の内容
ではさっそくいきましょう。
HiNative Trekとは|相互英語添削SNSのLang-8が開発
HiNative Trekは有名な相互英語添削SNSサービスLang-8(らんげーと)を運営する株式会社Lang-8(らんげーとが開発したビジネス向け英会話学習アプリです。パソコンやスマホのアプリで利用でき、平日に1日1題の英作文と筆記課題と音声課題(アウトプット学習)をこなしていく英語学習スタイルです。
日本人に足りない英語のアウトプットを学ぶことが出来る、オンライン英会話とは違う英語学習サービスです。
HiNative Trekのサービス特徴
では、まず簡単にHiNative Trekの特徴について紹介します。
HiNative Trekという教材がどんなものかはイメージが掴めると思います。
徹底的なアウトプット学習コンテンツ
HiNative Trekの最大の特徴は日本人が欠けている『アウトプット学習』に重点を当てているということ。
ネイティブ講師から毎日課題が届くに対して、英作文と発音を投稿でアウトプット。さらに模範解答、添削結果が講師から届く。
こんなレッスンをチャット形式で続けていきます。オンライン英会話とは違いリアルタイムではなく半分独学状態で、自分のタイミングで学習が進められるので、自分の生活スタイルへはめ込みやすいです。
さらに、講師はビジネス経験のあるアメリカ人ですので、ビジネスの現場で、しかもネイティブが教えてくれるのでグローバルで使える英語力を鍛えられます。
- オンライン英会話のリアルタイムなレッスンはななかか時間が合わず続かない
- アウトプット学習をもっと鍛えたい
- ネイティブにビジネス英語を教わりたい
という人にはぴったりのサービスです。
料金は高めでも投資する価値あり
HiNativeTrekの料金は以下設定です。少し高いと感じますか?
月額:月々19,600円(税込)
年額:月々16,333円(税込)
※年額プランは、月額プランに比べおよそ17%オフ。上記料金を一括での支払い
しかし、ビジネス系オンライン英会話の月額料金と比べるとそこまで高くありません。
事実、ビズメイツは1日50分で19800円(税込み)です。1日いつでも学習できるHiNative Trekとくらべると単価はHiNative Trekの方が安くなるとも考えられます。
英会話教材アプリとしてはは確かに少し高めかもしれませんが、しかしネイティブビジネスマンからの指導が受けられる英会話スクールはもっと高いです。
ビジネス英語を学習する上では必要な投資だと言えます。
パソコン、スマホで完結できる利便性
あと良いのが、特に紙テキストなど必要なく、すべてパソコン、スマホで英文回答はもちろん音声回答まで完結できる利便性の良さです。
スマホで英文が打ちにくい人はパソコンやタブレットなどでもいいでしょう。ビジネスで英語を使うならメールやチャットも英語で行うので英文をタイピングすることにも慣れておいた方がいいですよ。
以上、特徴を紹介しました。
誰もが英語学習にいて、アウトプット学習の重要性は理解しているけれど、オンライン英会話などの時間が取れず実行に移せないままの人も多いと思います。
そんな人にはHiNative Trekはうってつけの英語学習アプリです。個別のフィードバックもしっかりもらえるので、着実に成長できます。細かな文法ミスに関してもしっかりフィードバックがもらえます。
実際の担当講師と顔を合わせる必要がないので、対面だとなかなか喋られない人やシャイな人でも取り組みやすいのがいいですね。
課題は月ごとにテーマが変わるので、通年でやっても全然飽きません。提出した回答はネイティブ講師に添削されます。質問も1つの課題に3回OKなので、質問も怠らないようにするとプラスαの理解ができます。
HiNative Trekの料金詳細
料金詳細というほど細分化はされていません。
HiNative Trekには、年額・月額の2つの料金プランがあるだけです。
プラン | 年額プラン | 月額プラン |
ひと月あたり料金 | 16,333円 | 19,600円 |
1年あたり料金 | 196,000円 | 235,200円 |
1日あたり料金 | 約800円 | 約980円 |
※すべて税込み
※1日当たりは1ヶ月=20日(課題が届く平日のみ)として計算
1年間続けられる人は、実質的に2か月分の料金がタダになる年額プランがおすすめ。1カ月~数カ月なら、月額プランかなと思います。月額9,800円だった時もあるようですが、値上げしたようです。
月額6400円ほどのオンライン英会話と比べると高いですが、それと同じと考えてはいけないですね。フィリピン人ではなくネイティブ講師に習えますし、なによりビジネス英語です。
ビジネス英語を学べるオンライン英会話大手のビズメイツも1日50分で月額19800円(税込み)なのでそれと同等と考えてもいいかなと思います。ビズメイツはフィリピン人ですし。
本場のビジネス英語を身に着けられるならこれぐらいの投資は必要かなと思います。さらに毎日必須という縛りはなく、自分のスタイルで進められるます。HiNative Trekなら、その日できなかった課題は後日まとめて提出可能。仕事が忙しくなっても支払った料金を無駄にすることがありません。
HiNative Trekの使い方
では、私がHiNative Trekを使っているときの画像を使いながら、HiNative Trekの利用法を紹介します。
HiNative Trekの使い方は以下の5ステップ。
- 講師から毎日課題が届く
- 課題回答を投稿|英作文と音声
- すぐに模範解答が届く
- ネイティブ講師から添削結果が届く
- 質問があれば3回まで質問可能
講師から毎日課題が届く
HiNative Trekは毎日(月~金)ネイティブ講師から課題が送られてきます。新着は右上にNewのマークがあります。
ちなみにこの月のテーマはBusiness Presentationsつまりプレゼンをする事に関するものですね。
HiNative Trekでは毎月このテーマが変わります。基本はビジネス関連です。
課題は基本的にテキストを読んで回答する”Read and Answer”です。
まずは表示されたテキストを読みます。比較的分かりやすいテーマ、課題もあれば、知らない単語がいっぱいある課題も有ったり色々です。
上記は開発テスト段階で見つかるかもしれない不具合についての内容ですね。
テキストの下には、使われている語彙やヒント(使われている表現の説明)とともに、「課題」が記載されています。
さらに、その下に、テキスト英文が説明するグラフやネイティブ音声も準備されています。
そして、内容をしっかり理解したら、この「課題」に取り組みます。
課題回答を投稿|英作文と音声
同じ画面の下に以下のような入力ボックスと録音ボタンが出てきますので、課題に沿って作った回答英文をここに入力し、自分の音声を録音します。
マイクボタンをクリックして回答英文をスピーキングします。録音した音声を念のため再生し、録音できていれば「提出する」ボタンで投稿します。
以下のように提出した内容がチャット形式で投稿されます。
すぐに模範解答が届く
英作文と発音を投稿すると、すぐに模範解答が届きます。
講師から添削結果が届く
次に同じ投稿画面にネイティブ講師から添削結果が届きます。音声も届きます。
添削結果が届くのは、
- 13時までに課題を投稿すれば、その日の18時ぐらいまで
- 13時以降に投稿すると、基本的には24時間以内
です。
早めに回答が欲しいなら、お昼休憩などまでに回答するのが良い使い方かなと思います。そうすればその日の夜には添削結果が見れますしね。
ちなみに、添削結果は以下のようなかなりの長文です。一部画像が大きくなりすぎるのではしょっていますが、かなり詳細に記載してくれています。
もちろん添削は英語です。発音やフレーズの使い方などについて丁寧に回答してくれています。
質問があれば3回まで質問可能
同じチャット画面(課題画面)の最下段に以下のようなボックスがあるので、講師に色々質問できます。
一応長くなりすぎ防止のため3回という制限があるので、可能な限り1回で複数の質問をするようにしましょう。
ちなみに質問ボックスは文字だけではなく、音声や画像を付けて質問も可能です。
ここで再度音声を録音しなおししてもう一度発音をチェックしてもらうのが良い使い方かなと思います。
HiNative Trekを使ってみた感想
では、実際にHiNative Trekを約半年使ってみた感想です。
日常英会話は比較的話せるけど、ビジネスで使うような会話になるとなかなか説明できない・・・。なんてことをビジネスの現場で英語を使っていると多々感じます。
英語でのミーティングやプレゼン中の質疑応答でもなかなか自分の言いたように言いまわせなくて、なかなか発言できない、なんてことが最初は多かったんですが、HiNative Trekをやってみて、かなりその躊躇が減り、場数稼ぎにとても役立ったなと感じます。
英語のアプトプットにはオンライン英会話も最適ですが、なかなかその時間だけで顕著にスキルアップできません。予習復習と独学が必要です。しかしその予習復習で定番の音読やリーディングだけでは、ビジネス英語を鍛えるのは至難の業でした。
しかしHiNative Trekをはそんな至難の業を解決できる良い手段だったなと感じます。
結構レベルは高めなので、既にある程度英語が話せる人、英文法には自信のある人でないと難しいですが、TOEIC500点以上あればついていけるかなと思います。
HiNative Trekのよくある質問
HiNative Trekは難しい?対象レベルは?
公式サイトには以下のように書かれています。
“辞書等の助けを借りて、TechCrunch等の英語記事を読むことはできるが、 いざカンファレンス等で英語を話そうとすると、言いたいことが出てこないような方が対象です。アウトプットの機会を作ることが大事なので、課題自体は辞書等のツールを使って回答しても大丈夫です。”
とのこと。これは受けてみて事実だなと感じます。読める人でないとまず課題が一切進められないので、最低限の基礎英文法力は必須です。
『わからない英単語がところどころあるけど、辞書で調べながら記事の内容を理解できる』レベルはまさにその通りです。
TOEIC500点以上は必須ラインだと思います
課題は必ず毎日やらなきゃいけないの?
答えは、「いいえ」です。
回答は30日以内に提出です。やらなければそれだけお金を無駄に捨てているというだけです。理想は毎日のサイクルですが、ある程度溜めて回答というのもOKです。ただし講師は1回で3つの課題回答にしかフィードバックできないので、3個以上は貯めないほうがおすすめかなと思います。
講師からのフィードバックは早い?
講師からのフィードバックは
- 13時までに課題回答すればその日の18時位までにフィードバックあり。
- 13時以降なら翌日。24時間以内。
です。
質問も同様です。
無料お試し期間はあるの?
残念ながら「ありません」です。
HiNative Trekには無料体験期間などは設けられていません。まずは月額プランで申し込んでみるしかないですね。
レッツトライ!
HiNativeTrekのメリット / デメリット
HiNative Trekのメリットは?
ここでは私がHiNativeTrekを利用してみて感じたメリット3点紹介します。
それは以下です。
- ライティングとスピーキングが鍛えられる
- ネイティブの添削・個別フィードバックが的確
- モチベーションの持続に効果的な構成になっている
ライティングとスピーキングが鍛えられる
最大のメリットは、HiNative Trekはライティングとスピーキングが鍛えらることです。
HiNative Trekは課題に対し常にこの2つをアウトプットとしてやります。これを毎日続けることがそれらのスキルアップにかなり貢献します。
スピーキングはオンライン英会話などでも鍛えられますが、ライティングが鍛えられるオンライン英語学習サービスは、ベストティーチャーぐらいしかありません。
また、スピーキングを鍛えることは、リスニング向上にも役立つので、実際は一石三鳥ですね。
⇒ベストティーチャーについてはこちら
ネイティブのフィードバックが的確
次は、課題回答に対するフィードバックが的確なところ。これはHiNative Trekとしてもかなり力を入れています。そりゃそうですよね。回答してくれるのがビジネス経験のあるネイティブアメリカンです。かなり重要視していることがわかります。
基本的には、生徒一人には、決まった講師が担当します。何人ものネイティブ講師にたらいまわしにされることはありません。ですので、生徒の現状はもちろん長く続ければ成長も見てくれます。
機械的なアプリではなく、顔こそ見えませんが、マンツーマン指導のライティング、スピーキングレッスンを続けるイメージです。
「細かな文法ミス」はもちろん、「ネイティブの言い回し」「発音へのアドバイス」などフィードバックしてくれます。
毎日こなすことが平日のノルマにできる
平日5日で課題回答することを自分のノルマにすることで、なんとか毎日漏らさず続けてやろう!というノルマ、達成感を味わえます。
なかなか平日忙しくて回答できないときもありますが、ボリュームはそこまで多量にあるわけではないので、なんとかスキマ時間を見つけてこなせます。
そのノルマを達成することでモチベーション維持ができるので、自分のマインドをそうすることでノルマの達成感とともに英語力のスキルアップ達成もできますね。
HiNative Trekのデメリットは?
次はデメリットです。
料金については全く同じサービスの比較対象が無いのデメリットからは省いています。
- 課題のボリュームが少なめと感じる?
- テーマがビジネスとITに限定される
課題のボリュームが少なめと感じる?
時間が十分にあるような人にとっては1日の課題は本記事で説明した程度なので、「え?少ない!」って思うかもしれませんね。
もっともっと長文で、何個もやりたい!っていう人には少し物足りないかもしれません。
また、1日の課題量は決まっているので短期集中でやりたい人には少し不向きかもしれません。
HiNative Trekはどちらかというと、量よりも質を重視してコツコツ続けていきたい方向けです。
ビジネスの短期集中にはライザップイングリッシュがおすすめ
\ RIZAPメソッド で14万人が満足/
※オンライン可。無理な勧誘なし。30日間全額返金保証あり。
テーマがビジネスに限定される
HiNative Trekの課題テーマはビジネスメインです。あとはIT英語などもありますが、基本的には専門分野の内容です。ですので、残念ながら日常英会話は学べません。
スマホで日常英会話を学ぶなら、スタディサプリ ENGLISHがおすすめです。月額費用もランチ2回分程度なのでお得です。
⇒スタディサプリENGLISHについてはこちら
HiNative Trekまとめ|どんな人におすすめ?
いかがでしたでしょうか
HiNative Trekを使い方も交えて特徴、メリットデメリットなど紹介しました。
最後に私がHiNative Trekを半年やってみて、おすすめするのは以下のような人たちです。
- HiNative Trekをおすすめする人は?
- 英語は中級以上(TOEIC500点以上)だけど、なかなか話せない、発音も苦手。
- 仕事で使える英語を覚えない人。
- オンライン英会話は少し面倒なので、独学感覚でレッスンしたい人、さらにフィードバックも欲しい人
- 普段の独学でなかなか良い教材が見つからない人
こんな方にはぜひおすすめします。
まずは1カ月やってみてはいかがでしょうか?
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